コンストラクション甲子園 第2回高校生建設業クイズ選手権 オホーツク地区予選

コンストラクション甲子園、今年も開催!!

去る10月14日土曜日、第2回コンストラクション甲子園の地区予選が開催されました!

コンストラクション甲子園とは、防災、環境、建設業をテーマとする高校生クイズ大会です。
クイズを通して高校生の皆さんに防災リテラシーを高めてもらい、生きる力を育んでもらいたい、そして、業界が人手不足に苦しむ中、少しでも建設業に興味関心を抱いてもらいたいとの思いで昨年第1回大会が開催され、今年も続けての開催となりました。

昨年は、帯広、釧路、オホーツクの道東3地区でそれぞれ予選大会が行われ、後日の決勝大会で優勝したチームに沖縄旅行がプレゼントされるというレギュレーションだったのですが、今年はなんと、この予選大会が全道7地区に拡大!
7つの地区予選それぞれの優勝チームが12月9日(土)に札幌市で開催される決勝大会にコマを進めるというレギュレーションとなりました。
さらに、今年はなんと、決勝大会に進出できるチーム枠をもう1つ確保!
各地区予選の準優勝チームの中で最も成績の良かった1チームがワイルドカード(敗者復活)として決勝大会に加わります。
もちろん、決勝大会の優勝チームには今年も沖縄旅行をプレゼント!
今年のオホーツク地区予選には8チームが参加をしてくれたのですが、この中で決勝大会に勝ちあがるのは果たしてどこのチームなのか!?
そして、ワイルドカードを勝ち取るチームは現れるのか!?
ドキドキワクワクで予選当日を迎えます!

まずは、ラウンド1「筆記クイズ」からスタートです。
このラウンド1では、制限時間20分間の中で全チーム一斉に30問の筆記問題に回答してもらいます。
司会者の「よーい、はじめ!」の掛け声とともに各チームが真剣に回答に臨む姿はまるで何かの試験のよう!
ここで獲得した得点は、次のラウンド2の得点に加算されます。
果たして各チームの得点や如何に・・・

ラウンド1「筆記クイズ」   真剣・・・

緊張感漂うラウンド1が終わり、次はラウンド2「2択・4択クイズ」です。
参加8チームを4チームずつAとBの2つのブロックに分け、まずはAブロックからスタートです。
問題数は各ブロック15問で、前半の7問が2択、後半の8問が配点の上がる4択です。
改めて、防災、環境、建設業がテーマですが、問題のジャンルや難易度は幅広く、北海道開発局様が行っている「建設業の魅力発信!動画コンテスト」に関する問題も出題されました。
ちなみに、
映画「名探偵コナン」シリーズで様々な建物が破壊されてきたが、最も被害額の大きい建物はどれか?
A.東京タワー B.黒部ダム C.豊田スタジアム D.函館空港
という問題が私個人的にはお気に入りで、正解は・・・B.黒部ダムでした!
このラウンド2もAブロックBブロックともに大変僅差の激戦となりました!

ラウンド2「2択・4択クイズ」   白熱の展開・・・

ラウンド2が終わり、ここで少しの休憩です。
休憩時間は参加チームの皆さん恒例のもぐもぐタイム!
おいしそう、そして、楽しそうにお菓子をほおばる姿はなんか青春でいいですね!
そんなことを考えているとあっという間に休憩も終わり、いよいよファイナルラウンド「パネルクイズ」のスタートです!
ラウンド1とラウンド2の合計得点を持ち点にして、8チーム一斉に書きクイズに挑戦します。
問題数は12問!
得点2倍カードも各チーム2回ずつ使用可能!
さあ、果たしてどのような展開が待ち受けるのか・・・!?
コンクリートに関する問題、被災想定区域・避難経路に関する問題、北海道が推進する温室効果ガス排出量実質ゼロ目標に関する問題など、まさに防災、環境、建設業に関する問題が次々に出題される中、クイズバトルは予想通り白熱の展開に!
あっという間に12問が終了、さてさて結末や如何に・・・!?

ファイナルラウンド「パネルクイズ」   得点2倍カードによる駆け引き・・・

全てのラウンド、問題が終了し、いよいよ結果発表です。
白熱のクイズバトルを制し、見事札幌決勝大会への切符を手に入れたのは・・・北見工業高校の炎身龍(ふぁいやーどらごん)チーム!!
おめでとうございます!

北見工業高校:炎身龍(ふぁいやーどらごん)   おめでとう!

まだ終わっていません・・・
そう、ワイルドカードの発表が残っています・・・
このオホーツク地区予選で準優勝となりワイルドカードの対象となったのは、2年連続で出場をしてくれた北見北斗高校の苺牛乳咖喱(いちごみるくかれー)チームでした。
苺牛乳咖喱を含む全道7地区の準優勝チームの成績を同時に発表!
結果は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?
惜しくもワイルドカードに届かず・・・!!!
残念ですが、苺牛乳咖喱、本当に頑張ってくれました。
「悔しいので来年も必ず参加します!とのこと、この言葉、本当にうれしいですね!

結果として、このオホーツク地区予選から札幌決勝大会に進出するのは炎身龍の1チームとなりましたが、是非大暴れして沖縄旅行を勝ち取ってほしいです!
改めて、敗れた7チームの思いを背負い、頑張れ!炎身龍!!!

コンストラクション甲子園は、来年度以降、更なる拡大を視野に継続をしていく計画です。
もしも拡大展開が実現していったなら、今よりももっと多くの高校にクイズ大会の開催を告知することができます。
告知できる高校が増えることは、仮にエントリー数の増加に直ぐにはつながらなかったとしても、より多くの高校生に建設業の存在を知ってもらうという意味において大きなアピールになると考えます。
もちろん、告知の増加に伴いエントリー数が増えたなら、これはとても素晴らしいことでしょう。
そして何より、拡大展開によって、クイズ大会の告知や運営を介して生まれる地方高校と建設業者との触れ合いが増えることになります。
この触れ合いこそが高校生や先生方の建設業への認知度や好感度を生み、この認知度や好感度こそが、卒業後の建設業への就職意識や推薦の流れ、そして、地元を離れた後のUターンを生むのだと思います。
建設業が盛り上がるには同時多発的且つ大きななうごめきが必要であり、だからこそ、この触れ合いを各地に広げていくことが重要になるのでしょう。
このようなうごめきが広がり始めたその時、私たちは、担い手確保の取り組みに花が咲き始めたことを肌で実感するのではないでしょうか。

全道の、そしてオホーツクの高校生の皆さん、来年度以降のコンストラクション甲子園へのご参加を心よりお待ちしています!

オホーツク地区予選終了後の記念撮影   皆さんお疲れ様でした!


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