先月、建設業の次世代を担う経営者同士のパートナーシップの構築と、業界を取り巻く問題点の共有を目的に開催された、北海道建青会4地区合同例会に参加をしてきました。
旭川グランドホテルで行われたのですが、昨年まで、旭川建設業協会二世会様、宗谷建設青年会様、私たちオホーツク二建会の3地区が集まって開催していたところ、今年はそこに空知経営研究会様が加わって4地区となり、会場は例年以上に華やかな雰囲気に包まれていました。
まず、旭川建設業協会二世会様の55周年を記念する講演からスタートです。
【建設業が感動を呼ぶ職場に】との演題だったのですが、いざ拝聴してみると、建設業のことから一歩踏み込んだ、人としてどうあるべきかとの大きなお話が展開し、いろいろと考えさせられました。
全てのお話に共感する中、【生きる目的が明確になることにより人はおのずと成長してゆく】との言葉が特に強く印象に残っています。
人として、物やお金を得たい、誰かにほめられたい、などの外的な面だけにとらわれるのではなく、この外的な面からひとつ深く入り込み、自分の内面から湧き出る探究心や達成感に生きる価値を見出すことが大切であるということだと思います。
今回の講演は、人生を歩むにおいて、誠の生きがい=目的を持つことが如何に大切であるかということを改めて認識する大変有意義な講演でありました。
このマインドが少しずつでも業界に浸透してゆくことで、建設業は必ずや感動を呼ぶ職場へと近づき、抱える課題も解決へと進んでゆくことでしょう。
講師を簡単にご紹介します。
㈱アビリティトレーニング 代表取締役 木下 晴弘塾の講師時代、【授業は心】をモットーとする、学力だけではなく人間力を伸ばす指導が生徒ならびに保護者から絶大な支持を得、現在、㈱アビリティトレーニングの代表取締役として、全国の教育機関、大手企業等にて数多くのセミナーを実施され、ご本も出版されている。
皆さんもしご興味がお有りでしたら、本を読んでみる、講演を依頼してみるなどしてみてはいかがでしょうか?
次は、メインイベントの4地区合同例会です。
空知経営研究会様を加えた4地区の若手経営者が一同に会し、食事をしながら意見交換を行いました。
初顔合わせで名刺交換をされている方々、久しぶりの再会に懐かしく酒を酌み交わしている方々、険しい表情で真剣に話し込んでいる方々など、会場には様々な景色が広がっていましたが、皆さんとても有意義な時間を過ごされていたようです。
私もいろいろな方々とお話をさせていただきましたが、先ほどの講演を真剣に振り返っている方が多かったことが印象に残っており、会社を推し進めてゆく立場として皆さんは常にいろいろと考えておられるのだということを強く実感し、とても勉強になりました。
空知経営研究会の皆様
私たちオホーツク二建会
宗谷建設青年会の皆様
旭川建設業協会二世会の皆様
結びになりますが、今年も例会の開催を主導していただいた旭川建設業協会二世会の皆様、ありがとうございました。
そして、設立55周年を心よりお祝いいたします。