北見労働基準監督署との研修会

6/16,北見地方合同庁舎2階会議室にて、北見労働基準監督署とオホーツク二建会との研修会が開催されました。

この取り組みは昨年に続いて2回目となります。

近年、労働者にとっても使用者にとっても、労働環境の「あたりまえ」は大きく変わって来ていると感じますが、経営者はその感覚があっても知識としては追いついておらず、不安に感じることも多々あります。

そんな中で、労働基準監督署様から近年の労働災害の実態や、労務管理についてとても貴重なお話をいただくことができました。

二建会からは佐藤副事務局長が「オホーツク二建会のあゆみ」について発表させていただきました。

近年の主な取り組みについてより詳細にお伝えすることができ、労働基準監督署様とオホーツク二建会の相互理解を深められたのではないかと思います。

建設業は、労働災害が非常に身近な業種ではありますが、加えて、近年は労働時間や賃金、ハラスメントなどについてもより適切な対応が求められています。

今回の研修会で得たことをより安全な現場作業と働きやすい会社運営に活かして行きたいと思います。

北見工業高校と高栄中の連携授業に参加いたしました

6/12、北見工業高校と北見高栄中学校の連携授業の中で、オホーツク二建会が建設業のお仕事紹介をさせていただきました。

高栄中学校の体育館で、3年生の生徒さん102名に

会員企業の若手社員のご協力をいただいて

実演を交えながら約20分間

お仕事紹介を聞いていただきました。

建設業の仕事は一体どんなもののことを指すのか

毎日の暮らしでどんなところに関わっているのか

町でみかける機械はどんな役割があるのか

体育館内でドローンを飛ばして空撮を見て貰うなど

身近な建設業を紹介してきました

二建会の紹介のあとは

工業高校の先生がより詳しい建設業のお話や

工業高校に進学した際に体験できる

様々な授業を動画や写真を交えながらとてもわかり易く

魅力が伝わるお話をされていました

地元建設会社にとって将来の担い手を育ててくださっている

工業高校へ多くの生徒さんが進学してくれることはとても大事なことです

今日のお仕事紹介で建設業や工業高校に興味を持ってもらえれば

とても嬉しく思います。

オホーツク二建会親睦例会

6月4日、埼玉県春日部市にある首都圏外角放水路の視察にオホーツク二建会で行ってまいりました。

首都圏外角放水路は国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所管轄の防災施設で、首都圏の洪水被害を軽減することを目的に作られています。

近年は、日本全体で水害が多発するようになってきており、水害が起こったあとの対策と、起こらないようにするための対策が国土強靭化として国策として求められています。

われわれオホーツクの建設業者にとっても最も重要な使命の一つであり、北海道以上に水害が多く人口も多い首都圏の防災施設を視察することは非常に意義深いことです。

最初に施設の展示を簡単に見学したあとは

施設のスタッフの方から、放水路の地理的な説明、複数ある立坑の役割、それらをつなぐトンネル、調圧水槽や排水機場の役割、ポンプの動作要件など、首都圏外角放水路のメカニズムを教えていただきました。

オホーツクでも排水機場など類似の工事を行うことはありますが、あまりの桁違いの規模に説明の時点でも圧倒されてしまいました

説明後は、いよいよ地下50mの重要施設「調圧水槽」へ116歩の階段を降りて行きます。

地下深くにはサッカーコート2面分はありそうな広大な空間と巨大な柱が複数本あり

まさに圧巻の光景です。

地下深くにこのような工事を行った建設会社の仕事も驚嘆するもので

堆積する土砂の清掃のために重機を地上から吊って毎回搬入していることや

更に3倍深いところまで深く続いているらしい立坑を上から見てみるなど

日本人が防災減災のために作り上げてきた施設に驚嘆しました。

防災減災、国土強靭化の取り組みや工事はこれからも進んでいくと思いますが

今回の視察はわれわれの考え方や工事にとって必ずいい影響を与えていくものだと確信できる、とても良い研修となりました。

網走開発建設部との意見交換会

3月5日、網走のエコーセンター2000にて網走開発建設部とオホーツク二建会との意見交換会が行われました。

開発建設部様からは今後の事業の見通しなど数々の話題を提供していただきましたが

その中でも、特に話に力が入ったのが開発建設部様にとってもオホーツク二建会会員企業にとっても最重要とも言える人手不足と、担い手の育成・確保に関して問題でした。

意見交換の場では、建設ディレクターの実態など各社の取り組みについてが発表され、

開発建設部様の年齢分布の現実などによる問題点などのお話を聞かせていただきました。

学生向けの建設講座や、サッカー大会、近年のコンストラクション甲子園など二建会で続けている育成や確保についても発表させていただきましたが、今後はより幅を広げ啓蒙的な取り組みをしていく必要性も強く感じました。

また、発注者様側と建設会社がよりコミュニケーションをとり、双方の若手人材がレベルアップしてプロジェクトを進めることが事業を進めていくうえで欠かせないことだと再確認ができました。

新年度を迎える前に活発な意見交換ができたことで、今後の取り組みの指標ができた意義深い会となりました。

令和7年度 オホーツク二建会定時総会

 2月7日、遠軽町芸術文化交流プラザ メトロプラザにて、 令和7年度 オホーツク二建会定時総会が開催されました。

 松谷会長の挨拶からスタートした定時総会は、令和6年度の事業報告と委員会報告、収支報告が事務局長と各委員長から行われ、令和6年度の二建会活動を振り返りました。

 

 続いて、令和7年度の事業計画と収支予算について事務局と会計から提案と説明がなされ、承認される運びとなりました。

 事業計画の中で、二建会としては高校生への建設業の周知や育成の活動は行ってきていましたが、加速している少子化の中で、これまで以上に担い手確保と建設業の魅力の伝達に注力していく重要性が話し合われました。

 これまで以上に幅を広げ、頻度を増やし、啓蒙活動を強化していくことがオホーツクの建設業と地域の生活にとって重要だということを改めて共有しました。

 最後に、新年度の二建会の新体制についても話し合われ、令和7年度のオホーツク二建会が始動いたしました。

 今年も大変多忙な1年になることが予想されていますが、会員が一丸となって様々な活動に取り組んでまいります。

第3回 コンストラクション甲子園 オホーツク予選大会

11/30、第3回 コンストラクション甲子園 オホーツク予選大会が北見市のホテル黒部で開催されました。

今年で3回目となるコンストラクション甲子園ですが、各高校からペアで出場するクイズ大会で、オホーツク予選には北見や遠軽など10チームが参加いたしました。

オホーツク予選を勝ち抜いたペアは全道大会に進むことができて、そこでも優勝するとなんと沖縄旅行を勝ち取ることができるという夢があふれるイベントで、建設業にまつわる問題が出題されます。

今大会には10チームが参加し、予選となるラウンド1の筆記試験とラウンド2の2択4択式クイズ、そして決勝となるファイナルラウンドでは記述式の問題となり、合計3ラウンドでの勝負となりました。

当会会長松谷の挨拶で幕が開けられたクイズ大会ですが

最初の筆記試験は各チームごとに行われました。

短時間の中で多い問題数をさすが高校生!という素晴らしい集中力で回答していました。

続いて、下元あずささんと当会事業副委員長の大原のダブル司会で

ラウンド2、二択四択クイズに進んでいきました。

2択4択クイズは学校で習わないような内容のものでも

各チーム正答率が高く、タイブレークにもつれ込むなど非常に大接戦となりました。

記述式のファイナルラウンドは、全部で15問の形式でしたが

答えに自信がある場合は2回だけポイント2倍アップカードを使えるという

知識だけではなく運と度胸も試されるよりゲーム性が高い展開になり

離れていた差が1問で追いつき追い越す展開もあり非常に白熱した戦いでした!

ファイナルラウンドも

最後の1問まで優勝は確定しないという接戦になりましたが

非常に高い正解率と2倍アップのチャンスを確実に物にした

「北見工業高校 東のメガ山」 ペアがサッポロファクトリーアトリウムで開催される札幌決勝大会への切符を手にしました。

全道各地から勝ち抜いてきた強敵揃いの決勝大会となりますが

オホーツク代表の東のメガ山が札幌でも大暴れしてくれることを期待しています!

網走建設管理部との意見交換会

11/25、網走建設会館3F大会議室にて、網走建設管理部とオホーツク二建会との意見交換会が開催されました。

近年、最も重要なテーマである人手不足に関することなどをはじめ

今後の事業の見通しなどや二建会が行っている取り組みなど

双方が行っている活動について

大変有意義な情報交換の場となりました。

それぞれの立場から地域の生活環境や雇用を守っていくためにも

今後ともこのような意見交換や情報交換を続けていきたいと思います。

令和6年度 秋季親睦例会

11/25、網走建設管理部様との意見交換会の後の懇親会に続けて

オホーツク二建会秋季親睦例会が網走市内にて開催されました。

非常に多くの行事があり、大変忙しいこの年末に差し掛かったこの時期ですが

多数の会員が出席してくれました。

各会員が非常に多忙な時期ということもあり
秋季親睦例会は会場も内容もよりシンプルなものでしたが

各会員が楽しい会にしようと盛り上げに協力し合う姿が随所に見られ

これまでの二建会活動で会員同士の信頼や絆など

良い関係が築かれて来ていることを確認できた会となりました。

様々な場所で顔を合わせることが多い会員たちですが、

二建会の親睦例会は気の置けない仲間たちとのリラックスして楽しめる特別な時間で

これからも大切にしていきたいと思います。

北海道建青会4地区合同例会

11月1日、北見市常呂町のアドヴィックス常呂カーリングホールにて

オホーツク二建会が主管として北海道建青会4地区合同例会 親睦カーリングを開催いたしました。

ロコ・ソラーレ北見の活躍によりすっかり北見を象徴する競技になったカーリングですが、道産子はもちろん地元北見でもやったことが無い人が多く、今回の合同親睦例会で各地区会員の皆様に体験してもらう機会ができて非常に嬉しく思います。

オリンピックなどでも見慣れたカーリングですが

実際にやってみるのはなかなか難しいもので

冬のような気候、初めての装備、滑る足下、普段使わない筋肉の総動員など

短時間で学習していく中で怒涛のような二時間は過ぎていきました

当初は立っているだけでも大変だった人でも

練習の最後には競技が成立するくらいの成長を遂げ

写真を撮る暇もないほどの大盛りあがりの楽しい時間でした。

令和6年度 北見工業高校建設基礎講話

10/18、オホーツク二建会の秋の恒例行事となっている
北見工業高校の建設基礎講話を行ってきました。

最初に松谷会長が挨拶をさせていただき

1限目は「建設業の魅力」について

舟山事業副委員長から伝えさせていただきました。

2限目は「技術者の役割とやりがい」について
「土木ってなに?建築ってなに?技術者?オペレーター?作業員?事務員?色々あって難しいけど、とりあえず技術者を目指そうかな」というタイトルで

大原事業副委員長が実体験などを交えながらお話させていただきました。

3時限目は小川事業委員長の進行で

「マシュマロチャレンジ」を生徒さん全員参加で行いました

マシュマロチャレンジは、限られた材料と時間の中でチームで協力しながら

より高いタワーを建てるワークショップで

個人の知識だけではなく、仲間との協力が鍵を握る実際の仕事の縮図のようなグループ学習です。

今回は生徒さんに加え、工業高校の教員チームと二建会チームも参加し、チーム戦を楽しんできました。

大人の知恵と経験で勝る二建会チームが1回目のチャレンジでは最高峰のタワーを建てましたが、2回目はそれよりも更に高いタワーを建てた高校生チームの勝利でした。
若さで勝る高校生の勢いとコミュニケーション力、1回目の失敗をすぐに改良につなげた学習能力の高さは素晴らしかったです。

建設科の1年生の生徒さんに、建設業の面白さや待遇などの魅力についてリアルに伝えることで、将来の進路選択の際の一助になってくれていれば嬉しく思います。